ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ソフトバンクに投資する気がしれない

 私はソフトバンクグループ(以下ソフトバンク)に投資しないし、はっきり言って将来はないと思っている。

 ソフトバンクグループの決算で98%減益という報告があった。

 それでもソフトバンクグループの株価は暴落していない。おそらく予想が最悪だったのに比べてそれほど悪くなかったということかもしれない。

 多くの反論があろうかと思う。ソフトバンクの株価が最悪の決算発表であるにもかかわらず株価が下がらないのはその反論に原因がある。

 ソフトバンクには将来があると多くのユーチューバーが言っているが騙されてはいけない。

 未来があると反論する人たちの多くは自分がソフトバンクの株価を持っているのでどうしても悪口を言うことができない。しかも多くは含み損を抱えているので未来があると信じたいしそのように発言することで損切りを先延ばしにしているのだ。

 だが冷静に考えてほしい。

 ソフトバンクの利益は中国の流通会社のアリババ、携帯電話会社のソフトバンク、投資会社のビジョンファンドの三本柱だ。

 アリババは習近平に睨まれていていて社長は行方不明、共産国でその親分に睨まれたら未来はない。私は間違いなくアリババは解体されていくことになるとみている。

 新規のビジネスが成功する確率は100分の1ないものだ。

 実際にARMS社の売却に失敗、WEWORKには必要以上に投資して利益が上がらなくて失敗、次から次へと失敗を続けている。

 ユーチューバーたちは実業の経験がないから新しいビジネスは成功するものとと勘違いしている。さらに孫正義氏ならば優秀だから大丈夫などとこれも勘違いしている。

 私は新規のビジネスが成功する確率は100分の1もないことを知っているし、一つの新規ビジネスが成功したからと言って次から次に成功した人など聞いたことがない。あえていうなればエジソンぐらいのものだ。

 孫氏はたまたま携帯電話で成功したのだ。それで世間からお金を集めた。その成功を持ってアリババも半分まで成功したが今それも失敗になりつつある。ビジョンファンドは成功するかもひれないが、まずだめだろう。

 ソフトバンクの株式を持っているユーチューバーたちは無見識でかつ自分の利益が関係しているのでソフトバンクに将来があると反論しているのだ。それを信じて多くの一般の人が投資し続けているのだ。

 冷静に考えてみてほしい、ソフトバンクのアリババは中国共産党に睨まれている、投資会社のビジョンファンドは成果を出していない、うまくいっているのは携帯電話会社だけだ。そんな会社に投資することをドラコの資産運用ではやめておっくべきと考える。

2022年2月17日

投資はご自身の判断とリスクでお願いします。「

 

 

 このなかでまともに将来があるのは携帯電話会社のソフトバンクだけだ。