ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

人生は100%運である。不動産業の成功も運である。

 不動産賃貸業が上手く行くかどうかも「運」だと私は思っている。

 多くの不動産賃貸や資産運用ユーチューバーが賃貸業のノウハウを説明しているが、うまくいくかどうかはノウハウより最初の物件を買う時期と物件、によって決まってしまう。

 買う時期とは一番安い時だ。

 それが難しいのだが、不動産に関わる仕事をしている多くの人が感じてるように、物件との出会いは運そのものだ。

 最初の物件を買う時は、働いていて頭金が支払える時期、あるいは遺産相続でお金が手に入った時だ。

 その時に最初の投資物件を買うことになる。今は時期が悪いから待てと言っても待つ人はいない。

 周りを見ていて不動産賃貸業で成功したのはたまたま最初の物件を買った時期が良かった人たちだ。

 1983年~1989年バブル時代に投資した人は失敗している、というよりも不動産業界から消え去っている。1998年~2013年ぐらいまでに投資した人たちはほぼ成功しているように思う。最近投資している人たちはキャッシュが生まれていはずだ。

 時期が良ければキャッシュフローが生まれ資産価値も上昇する。

 だが不動産価格が高いときにたまたま資金ができて投資をする人たちは失敗する。キャッシュは回らないしそのあと資産価値も下落することになる。

 今不動産は高止まりしている、いつか日本銀行金利を上げれば不動産価格は下がるかもしれない。だがいつになるか分からない、もしかすると生きている間に来ないかもしれない不動産価格下落を待つ初心者はいない。

 不動産賃貸業にはノウハウという能力は必要ではあるが、うまくいくか行かないかは最初の物件を購入する時期、つまり「運」で決まっているように思う。

2022年11月18日