ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

いまだにソフトバンクに投資する人の気がしれない。

 ヤフーニュースは以下の配信をしている。

 

 ソフトバンクが発表した2022年度1年間の決算は、傘下の投資ファンドの損失が拡大したため、最終的なもうけを示す純損益が9700億円を超える赤字となりました。  ソフトバンクグループは、中国のIT大手「アリババ」の株式を資金化したことで4兆8000億円の利益が出たものの、「ビジョン・ファンド」が保有する新興企業の株価が下落し、5兆3000億円を超える損失を出しました。  昨年度の純損益は9701億円と前の年の1兆7080億円からは改善したものの、2年連続で巨額の赤字となりました。  ソフトバンクグループは傘下にあるイギリス半導体設計会社「アーム」のアメリカでの株式上場を申請していて、上場で得られる資金を財務基盤の強化に充てる方針です

 

 このニュース記事を見てもなお投資専門家と言われるユーチューバーたちが厳しいがビジョンファンドの投資がうまく行けばソフトバンクグループは回復するなどと言っている。そしてそんなことを信じている人たちはソフトバンクグループの株式を持ち続けている。

 例えてみるならばお父さんが今年も株式投資(ビジョンファンド)に失敗して5300万円の穴をあけてしまった。お父さんは資産家だったのに損失の穴埋めをするために不動産を毎年売り、一昨年は別荘も売った。昨年は住んでる家(アリババ)まで売って4800万円の現金を手にして損失の穴埋めをした。でも生活費などいろいろあって970万円の赤字になった、と言う感じだ。

 このお父さん凝りもせず株式投資(ビジョンファンド)を続けている。今年損が出たら売る家(アリババ株)はもうない。

 このお父さんしぶとく「心配するな、友達とやってる仕事が(アーム)が上手くいけば何とかなると家族と世間には言っている。

 さらに突っ込みを入れるならばお父さんの持ってる株式は上場していないものが一杯あってお父さんと会計士が計算して価値をつけてるのだ。それだけの価値があるかどうかはこれから何十年の経営をしたり上場しないと分からない。

 よくもそんなお父さんに世間の人は金を預けているものだとほとほと感心する。

 ソフトバンク全盛の2020年5月から10回以上にわたりソフトバンクグループには投資するべきでないとブログで書いてきたが、現実となってきている。

 ここまできてまだ認めない人が多くいる、おかげでソフトバンクグループの株価は暴落していない。

2023年5月15日