ウクライナ戦争はウクライナの利権を求めるジョージソロス等のユダヤ資本、西側新自由主義者たちとロシア保守主義のプーチンとの闘いであることは多くの政治専門家と言われる人たちが指摘している。
もしウクライナが本気でNATOに入るつもりであればソ連が崩壊した1990年代にできたはずだ。ソ連が残した核兵器を放棄したのちにNATOに入ることは当時弱体化したロシアを恐れる必要はなく、どさくさに紛れて簡単にNATO入りできたはずだ。
NATO側も今回のロシア侵攻が始まるまでウクライナをNATOに入れるつもりはなかった。
ウクライナには多くのロシア人がいるしウクライナ人自身もロシア語が母国語になってしまったりウクライナ語が話せない人がいたりで民族アイデンティティーが曖昧で信用できないというのがNATO諸国の考えだったはずだ。
そして今のNATOはブレジンスキー大統領がNATO入りを希望しても同盟国に入れるつもりはない。
ロシアとNATO間で聞こえはいいが中立政策を取ったが、その実揺れ動きあいまいなどっちつかずの外交を続けたために東西両方から食い物にされたということだろう。
今回の戦争で一番得をしているのは西側の武器製造メーカーだ。戦争が長引けば死の商人はさらに肥え太ることになる。ロシア軍が意外と弱いということが判明すると西側諸国の対戦車砲、対空ミサイルは値段が跳ね上がるに違いない。
石油関連企業もウハウハに違いない。脱炭素運動という宗教染みた石油排斥活動のために石油関連は目の敵にされていた。だがエネルギーという国の重要必需品を仮想敵国であるロシアから購入することがいかに危険であるかが露呈した。特にドイツは猛烈な反省をしなくてはいけない。
中国も喜んでいる。パラリンピックの最中に戦争と言う迷惑を掛けられたが、それ以上にメリットが大きい。ロシアは今後中国から大量の物資を輸入しなくてはならない。またロシアの余った大量の天然ガスを安く購入することができる。
さらにロシアのウクライナでの成功失敗を中国は台湾進攻の研究材料として使えることになる。
プーチンの今回のウクライナ侵攻は今のところ世界から猛反発を受けてうまくいっていないように見える。だが悪者はプーチンだけでないし、喜んでいる奴らが一杯いるとえるべきだ。
2022年3月2日