ドラコの資産運用 織田俊夫

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フランス国会選挙で与党が敗北、ウクライナ戦争終結への小さな一歩

 一週間前のフランス国政選挙でマクロン大統領の与党が過半数を割る大敗北をした。

 2022年5月大統領選挙でマクロン大統領は再選されたがわずか一か月後の国会選挙では大敗北になった。

 原因はウクライナ戦争とコロナ収束による需要増加による物価高に対しての国民の不満が高まっていたからとマスコミでは説明している。

 もう少し大統領選挙が遅かったらマクロン大統領も再選できなかったかもしれない。

 今回のフランス与党敗北はウクライナ戦争終結への小さな一歩となる。

 次は米国の中間選挙民主党が敗北することであり、最終的には2024年アメリカ大統領選挙民主党候補が敗北し、トランプ氏あるいはほかの共和党候補が勝利することでウクライナ戦争は終結に向かう。

 それまでの環境づくりをしなくてはならない。

 EUの主要二か国であるドイツとフランスの国民がウクライナ戦争の原因がアメリカ民主党とその背後にいる勢力が始めたということに気が付きウクライナ戦争を支持する現ドイツ、フランス政府に対して不支持を示すことが重要だ。

 今後エネルギー価格は独仏の一般庶民が耐えられる限界を超えることになってともかく物価を安定させるように、さらにはウクライナ戦争から手を引く口実を探すことになるはずだ。

 ウクライナ戦争はアメリカ民主党とその背後にいる勢力はロシアとスラブ民族の弱体化が目標であるから戦争を長期化するようにもっていく。ロシアのプーチン大統領ウクライナにいるロシア人保護は絶対に譲れない点であるし、何万、何千万人の犠牲者を出しても目的を完結するロシアという国を考えれば妥協することはない。

 このことは本ブログで何度も述べてきた。

 アメリカは戦争の長期化を目指しているので、初戦の3か月でウクライナが善戦し過ぎたのでウクライナへの武器供与を意図的に絞って調整するだろう、ロシアはロシア人が多い東部地区の占領を確実なものにするだろう。このことにより戦争は膠着状態が続くことになる。

2022年6月26日