マクロン大統領が習近平主席と会談をしてフランスは台湾問題ではアメリカとは同じではなく距離を置くという発言をして問題になっている。
専門家はとんでもない発言だとか、フランスはもう国力ないのにかつての帝国時代の大国のつもりで独自外交を夢見ているという発言が続いている。そして外交が分かっていないとマクロン大統領自身への批難となっている。
だがマクロン大統領の本音は以下の通りだ。
「ウクライナ戦争はロシアが始めたけどそもそもアメリカが執拗にロシアを挑発したからだ。
はっきり言ってドイツもフランスもいい迷惑をしている。ウクライナなどロシアと同類のスラブの田舎国家だ。
仲間ならとっくの昔にNATOに入れてやっている。ウクライナはロシアにくれてやればいいのにどうしてアメリカはウクライナまでちょっかいを出したんだ。
おかげで年金問題に加え物価があがりフランス国民の不満は爆発。このままだとウクライナから手を引くと言っているルペン極右政党に次の選挙で負けてしまう。
台湾についてアメリカは騒いでいるが、これ以上アメリカの都合に付き合わされるのはごめんだ。
ウクライナは遥か東でフランスには関係ない、ロシアが攻めてきても間にはドイツがある。台湾も遥か東でフランスには関係ない、中国が攻めてくることは到底考えられない。
ドイツのショルツ君も文句言ってたよ。
ロシアから天然ガス共有してもらって仲良くしてたのに突然ウクライナ戦争が始まってガスの供給が止まってしまって物価が上がりえらい迷惑だと。しかもパイプラインはアメリカが破壊したかもしれないんだから。
バイデン君、ウクライナの戦争そろそろやめてほしい、占領された5州をウクライナが取り戻すことは無理だし、ジレンスキーに諦めさせれば決着はつく。
フランスはもう金は出したくないし、これ以上ウクライナ戦争が続くと次の選挙でルペンが大統領になってしまうよ。
台湾の防衛もウクライナ戦争もアメリカの勝手だよ。今回は台湾のことでウクライナから手を引きたいって言ったつもりなんだけど分かってくれないかなあ。フランスはアメリカと同じ路線は無理なんだ。」
2023年4月16日