ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

2025年ジレンスキーは亡命するのか?

 2023年2月ウクライナ戦争が始まって1年ウクライナ戦争について「ウクライナは敗北する」と予想をした。

 当時春の反転攻勢を期待する西側の専門家はロシア軍が苦戦敗退すると口を揃えて言っていた。当時ウクライナが敗北すると予想したのは、私と後で知ったのだが伊藤貫氏の二人だけだった。

 同時に2025年アメリカで共和党大統領が誕生したら停戦になるとも予想した。停戦を公約にするトランプ大統領の当選の可能性が高まっていてこの予想も当たりそうになってきている。 

 今ロシアが大規模攻勢をかけると支援疲れの西側の世論が変わって結束してウクライナを大規模に支援する可能性がある。それを避けるためアメリカの大統領選挙までロシアは徐々に前進すろだろう。西側の支援を受けられない状況でウクライナを消耗させる作戦だ。

 トランプ氏の当選を確実と思った段階でプーチン大統領は首都キーフ、東部要衝ハリキュウ、港湾都市オデッサに大攻勢をかけるだろう。

 この大規模攻勢は停戦交渉を優位に進めるためのものだ。

 ロシアの大攻勢がどれだけの結果を出すかによるが、ウクライナが後退することは確実だ。

 その時ジレンスキー大統領はそのまま居座るか、あるいは亡命するのか決断を迫られることになる。

 プーチン大統領は東部とクリミア5州のロシアへの帰属は主張するし、ウクライナには中立(NATOへの加盟はしないこと)も当然要求するだろう。NATO側はウクライナを加盟国として認める考えは最初からないのでこのロシアの要求は通るだろう。

 ロシアとしては二度とロシアからウクライナがロシアから離れられないように親ロシア政権樹立を目指すことになる。今の親西側政権ではいつなんどきロシアに歯向かうアわからなし、核を持ち込むことも考えられる。

 よってジレンスキー大統領の退陣を求めることになる。

 年末年始に始まるロシアの大攻勢の結果次第でジレンスキーは退陣することになる。だがジレンスキー後のウクライナの親ロシア政権も問題をかかえることになる。

2024年3月24日