まさかのジョンソン首相の辞任だ。
コロナ対策中にパーティーに参加し酒を飲みそれをやっていないと嘘をついたことが原因で、閣僚が次から次への離任したのが致命傷となったようだ。
物価高による国民の不満も影響したに違いない。
ほんの一昔、アメリカはトランプ大統領、日本は安倍首相、イギリスはジョンソン首相と自国優先、反グローバル主義のトップが揃っていた。
三人がまとまって中国の包囲網を作り上げていた。
だが、あっという間にこの3人がいなくなって世界は大丈夫かと心配する。
一方でロシアを挑発しつづけプーチン大統領にウクライナ戦争を始めさせたアメリカの民主党とそれを支持する勢力を止めるにはいいことかもしれない。
ウクライナ戦争はアメリカが率先していてそれにイギリスが支持、さらにドイツ、フランスが本音とは裏腹に同調している構図だ。、
ジョンソン首相の後任首相がウクライナ戦争が必ずしも正義の西側諸国の戦いでないとして、また国民の物価高に対する不安を考慮してウクライナへの支持を消極的にするならば、ウクライナ戦争への終結の路は広がる。
まさかのジョンソン首相辞任でウクライナ戦争におけるアメリカとイギリスは一枚岩がどのようになるかが注目だ。
2022年7月8日