ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ソフトバンクと太陽光発電、惑わされずに投資すべきでない。

  ソフトバンクグループ(以下ソフトバンク)は2022年4-6月の3か月で3.16兆円の赤字だった。原因は世界的な株価の下落としている。中国への投資が一番足を引っ張っているのだろう、そのことをマスコミはぼやかして報道している。

 このブログではソフトバンクへの投資は止めておいた方がいいと2020年から繰り返し述べてきた。

 今後もしかすると崩壊する中国経済への投資が巨大すぎる。ビジョンファンドの投資は競馬や宝くじのようなもので当たるかどうか分からない、孫正義はたまたま携帯電話とアリババで成功したが、だからと言ってこれからの投資は成功しないと言ってきた。

 まさに予想があったのだが、さらにソフトバンクには追い打ちが待っている。

 アメリカではSECが上場廃止の警告を出している。中国資本のアメリカ市場での上場についてはトランプ政権時代から厳しく(と言うよりは普通のまっとうな会計をやれと言う始動なのだが)なってきていてバイデン政権になっても方向は変わっていない。

 そんな会社に投資をするべきではないのではと思うのだが、インターネットを見ると多くの投資ユーチューバーが、様子を見るべき、安いので今が買い時、我慢のしどころ、としている。

 なにやら太陽光発電に似ている。

 太陽光発電も私は止めておくべきと何度もブログに書いている。だがインターネットをみると、多くのユーチューバーがそんなことはない慎重にやれば儲かる、と言うのが9割になっている。

 太陽光発電投資を客観的に数値で説明しているサイトはほとんどない。やれば手間やリスクを考えると儲かるかどうか分からないからだ。

 太陽光発電関連事業の人達が太陽光発電への投資を考えている人たちに投資をさせて自分たちの利益になるようにしているのだ。

 同じ様にソフトバンクに投資した人たちは自分の株価を下げないように一般投資家に対してソフトバンクは大丈夫だと言っているように私は思っている。

 繰り返すが太陽光にせよソフトバンクにせよ中国関連の投資だから私はやらない。多くのユーチューバーに惑わされるべきでない。

2022年8月9日

投資はご自身のリスクと判断でお願いします。