ドラコの資産運用 織田俊夫

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岸田首相の無能、人事失敗、高市内閣の組閣名簿をつくる、その2

 高市早苗氏は今の間に組閣名簿を作っておくべきだ。

 総理大臣に選ばれたらすぐに大臣を決めなくてはいけない。すぐにあちこちからいろんな意見、圧力が来ることになる。その時にみんなの意見を取り入れて組閣したら最後、高市氏の言うことを聞かない部下ばかりになり、高市氏の政策は何一つ実行できずに短命政権で終わることになる。

 高市氏の政策はよく研究され練られたものだ。私は政策についてほぼ100%支持をしている。もちろん一部修正してもらいたいところはあるが、彼女の政策案は歴代首相誰よりも立派なものだと思う。相当の時間と努力を費やして研究してきたものだ。

 次にやるべきことは、それを実現するための人事だ。人事の失敗は政策の失敗となりる。いまから財務大臣外務大臣総務大臣、などを決めておくべきだ。

 秘密でもいいし公言してもいい。イギリスの場合政権を外れている野党がブラックキャビネット影の内閣を作る。それぞれの大臣も決めていつでも政権交代があってもいいようにしているのだ。

 高市氏は野党ではないが同じように影の内閣を今から作っておくべきだ。時間はない、今の岸田内閣はこのままいけば参議院選挙で大敗することになる。国民が高市氏に白羽の矢をたてるのはそう遠い時期ではないからだ。

 だが実際に組閣を考えた場合自民党には人材がいない。ほとんどは仕事ができないダメ議員だし、半分は媚中派だ。その議員を除くとまともな議員は限られてしまう。

 最初は安倍氏、麻生氏、菅氏、に内閣に入ってもらうことだろう。条件として最低1年やっていただく、ただし後継者を育ててから辞めてもらうのだ。

 もちろんマスコミや野党からいろんな批判が出るだろうが来年の参議院選挙後はしばらく選挙がない。経験は重要だ、最初はゴールデンメンバーで一気に政策をやるべきだ。これら重鎮がいるからと言って高市氏の存在がかすむことはない。それにみんな歳を取っているからいまさら首相の座を狙う人はいない。

 高市早苗政権が短命で終わった場合、日本には次の手はない。そしてそうなった時は日本の悲劇だ。国民の期待に沿うためにも自民党の限られた人材でいかに組閣するか高市氏には今の間に全力で考えてほしい。

 

2021年12月12日