ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

遺伝子検査をやってみようと思う

 昨年末のアマゾンで注文していた遺伝子検査キットが到着した。

 GENECIS2.0というやつで1万6千円ほどした。いろんな遺伝子検査があるが、人気ベスト3の中で一番安いものにした。

 小さな菓子箱ぐらいの中に書類と検査キットが入っている。

 まずはインターネットで登録を行う。名前、性別、年齢、住所、暗証番号を入れるぐらいで難しいことはなかった。

 検査キットに唾液を2,3CC入れればいい。1時間前は飲食をしてはいけない。念のため台所から酢のビンを持ってきて匂いを嗅いだ。簡単に必要な量の唾液が出てきた。

 承諾書と唾液を入れた容器を封筒に入れて先程投函してきた。

 そもそもどうして遺伝子検査をやることにしたかと言うと60歳を越えてやりたいことがあってあと少なくとも10年は健康で生きたいと思ったからだ。60歳を越えると友人がポツリ、ポツリと病気で亡くなっていくらしい。

 健康診断を毎年受けているがそれ以外に気を付けるべきことがあれば知りたいと以前から思っていた。

 そんな思いがあったのだが最近晩酌を止めて節酒を始めたらめっぽう酒が弱くなってしまった。もしかすると私は下戸とまで行かなくてもそれほど酒に強くない遺伝子を持っているかもしれないとおもったのがきっかけだ。

 がん、循環器、呼吸器、アレルギー、体形、アルコールやカフェイン依存性、睡眠、祖先など360項目の遺伝子情報が分かるらしい。

 かつて商社からメーカーに転職した際に専務が設計部を案内してくれた。その会社では図面が顧客用の簡単なものと社内用の製造ノウハウが入った詳細図面の2種類があった。専務はこの社内用の図面は会社の宝なんですと説明してくれた。

 私の遺伝子という詳細図面には何が書かれているのだろうか。

 酒が余り強くない、痩せてて運動は苦手、頭はそこそこ、軽いアレルギー、粘った耳垢、など書いているに違いない。

 いずれにせよ私の宝物の設計図を見るのを楽しみにしている。

2023年1月6日