ワールドベースボールクラッシックの日本チームは若くてスピード、パワー、技術の三拍子が揃いいずれも世界レベルだった。まさに一流だった。
スポーツの世界で歳を取ると若い人に負けて引退するのはスピードについていけないからだ。
パワーは歳を取ってもそれほど落ちない。最近は科学的な筋トレや栄養学があるので若いころのパワーを留めておくことはある程度できる。
技術は歳とともに経験を積み円熟してくることになる。もちろん最近はビデオを使ったりデータ分析を使って若くして高度な技術を得ることができるようになった。
だがスピードは歳とともに衰えどうしようもない。
さて岸田首相のウクライナ訪問は全くスピードがない。
ワールドベースボールクラッシック日本チームの優勝で民放は意図的にか岸田首相のウクライナ訪問をほとんど無視した。だが岸田首相ののろまのせいだ。
就任後欧州を二回も訪問しているにもかかわらずその機会にウクライナを訪問することはなかった。
先進7か国首脳の中で一番訪問が遅かった。しかもG7が控えているのでそれまでに行こうとしたのが見え見えだった。
日本国民を驚かそうと思ったのだろうがワールドベースボールクラッシッックの日本優勝で電撃訪問にもかかわらずかき消されてしまった。
のろいのは引退して腹のでたスポーツ選手が久しぶりにプレーするようなものだ。
しかも行く必要もないインド訪問を作り出してその機会にウクライナを訪問した。インドにとってはいい迷惑だ。
大谷翔平選手を含め日本の選手は真っ向勝負を挑んでいるのにくらべて、岸田首相はくだらない見え透いたフェイントを使っている。誰も感動しない。
岸田首相は政治家として一流を目指すのであれば、日本チームのようにスピードを重視すること、真っ向から攻めること、を見習うべきだ。
2023年3月23日