中国の人口は10億人だと私は確信している。
つじつまを合わせるために40年に渡り合計特殊出生率を誤魔化して2.6〜1.6としてきたのだが本当は0.8前後だったと考えている。
公表14億人と10億人の差は公表されている合計特殊出生率がいかにバカげた数字であるかで分かる。
3月15日NEWSWEEKに中国の人口は14億人ではなく10億人ではないか、人口は水増しされていたのではないかという記事があった。
それよりも前から本当の人口は12億人ではないかという話はたびたび出ていた。また中国警察のデータがハッキングされそのデータには10億人分のデータしかなかったので本当の人口は10億人しかいないのではないかと海外では報道されていた。
人口大国中国のイメージを長年刷り込まれてきた我々はにわかに中国の人口が10億人と言われても信じられない。わたしも中国が誤魔化しをしているだろうが誤魔化しているのは2億人程度で人口は12億人ぐらいかと想像していた。
だが今私は中国政府のデータの誤魔化し方に気が付き中国の本当の人口は10億人であると確信している。
公表されている巨大な14億人に合わせるために中国政府は合計特殊出生率を誤魔化してきたと考える。
1980年初めから中国は一人っ子政策を行った。
厳しい産児制限で避妊運動だけでなく堕胎、中絶、強制不妊治療、罰金制度まであった。
この間の公開されている中国合計特殊出生率は1980年代2.61〜2.46、1990年代2.31~1.60、その後最近までは1.6〜1.7となっている。
共産専制国家で行われた活動は個人の権利など認められない悲惨で徹底されたものであった。
1人以上こどもを持ってい行けないことになれば理論上合計特殊出生率は中長期では1を割ることになる。
ひとりっこ政策をしてきたにも関わらず合計特殊出生率が40年間にわたり1をはるかに上回っていたのはそれがウソだからだ。
ひとりっこ政策を徹底するならば女性は一人しかこどもを持てない、さらに結婚しない女性、こどもを産めない女性がいるわけで、その結果合計特殊出生率は0.8程度になるはずだ。
それで過去40年間の出生者数を計算すると中国の今の人口は10億人~11億人、さらに新型コロナなどの死者数増加を考えれば人口10億人がおかしな数字ではないことになる。
次回は一人っ子政策下で特殊出生率が2.6〜1.6と言うのがいかに馬鹿げた数字であるかを述べることにする。
つづく
2023年4月7日