ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

岸田翔太郎氏の三井物産の上司は何を教えたのか?

 岸田首相の長男正太郎氏が罷免されることになった。

 官邸内での写真が不謹慎ということだが、まあアメリカでは昔大統領が執務室で女子大生とやっておられたわけでそれに比べればかわいいものだ。

 アメリカ大統領は弾劾されず、日本の秘書官は写真を取っただけで辞めさせられると言うのはおかしい。こういう意見があるがその点だけを考えればその通りだ。

 だがこれまでに重要な内閣の情報を何度か翔太朗氏が漏らしたとのうわさが続いていた。もし事実であれば即刻罷免で翔太朗氏は秘書官としての責務を果たしていなかったことになる。官邸内での写真は引き金にすぎない。

 大学を卒業した後三井物産で6年働いたらしいが、彼の指導員はきちんと教育をしたと思えない。

 大学を卒業して3,4年すると商社マンは一人前扱いされる。顧客との面談、交渉事、海外出張は一人で出されることになる。

 もちろん都度上司が点検することにはなるが、基本一人で「店を構える」形になる。

 なので入社後3,4年は指導員がついて徹底的に教育される。

 ビジネスだけでなく、企業秘密の管理、女性の扱い方、顧客管理、法律順守、税務対策、場合によってはマスコミ対策などだ。

 翔太朗氏は女性記者と頻繁に飲みに行って情報を漏らしたらしい。官邸内で写真をとったらどこかから漏れる可能性を考えなかったようだ。

 私には翔太朗氏が三井物産に6年間いたことが信じられない。

 岸田首相の長男と言うことで三井物産の上司は腫れ物に触るような取り扱いをしたか、翔太朗氏は根っからのパープリンであったかいずれかだろう。

 高市早苗氏のように政治の勉強を続ける真摯な姿がなかったのだろう。記者を圧倒させるようなものがなく「なんだこいつ」と思わせたのだと思う。

2023年5月31日

 

 

2023年5月31日