ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

サラリーマンは税金に疎い

 サラリーマンは税金を一杯取られているにもかわらずほとんどの人が興味がない。酒場では人事や仕事仲間のうわさ話が中心だ。

 一方で中小企業の社長や自営業は税金についてよく話をする。

 私は長い間サラリーマンだったが、10年ほど前から小さな会社をやるようになってこのことをよく感じる。

 最初の頃は「面倒だ、国に納めるものは納めないといけない。」と税務署から表彰状をもらえそうな考えをしていた。

 もちろん納めるものは納めないといけないのだが、税金の勉強はしっかりやっておかないといけないことが暫くして分かってきた。 

 不動産業の先輩から領収書をきちんともらっておきなさい、そのうち領収書を現金に見えてくるわよと言われたことがある。領収書やレシートをきちんともらうようになったのは自営業を始めてからだ。

 このところ厚生年金と税金について調べている。

 最初の会社に入った最後までサラリーマンをやった友人たちも定年前後だが厚生年金や税金についてはほとんど知識がないようだ。

 一方で最初から自営業をやっている友人たちは国民年金だけのひとが多い。国民年金は65歳以上になって収入があっても減らない。

 インターネットや本で色々と調べたが、結局のところ一冊ぐらい関連の本を読んで税務署、年金機構、確定拠出年金機構、などに直接きくのが一番分かるようだ。どこも親切に教えてくれる。

 分かるにつれてサラリーマンを長年やっていた人が定年前後から自営業でそこそこ収入がある人には年金も税制もあまり親切でないようだ。

2023年6月13日