先日久しぶりにテレビを見る機会があった。
ホテルのロビーのテレビだったが、埼玉放送や神奈川放送にチャンネルが設定されていた。関東のローカル放送局だ。
意外と面白かった。
昔の必殺仕置き人やバブルのころの青春ドラマをやっていた。
必殺仕置き人はワンパターンで安心して見ていられる。悪人たちが人殺しをして最後は酒と女に溺れているシーンがあってそこに仕置き人たちが現れ”仕事”をする。
今なら何人もエグイ殺され方をする画面を茶の間に出すことはできないし、時代劇を毎週作るだけの予算はないだろう。
なかなかよくできていて面白かった。
コマーシャルも社長自らが出てくるものとか広告主自らが制作したような素朴なものだった。
ジャニーズのような有名なタレントは金がかかるから起用しないのだろう。
なんとなく素人っぽいものだが商品やサービスの内容が十分伝わってくる。
そんなCMをみていると全国区の大手テレビ番組でも本当はジャニーズを起用するのは必要ないのではないのだと思える。
ジャニタレを起用したからと言って商品やサービスの売上げどれだけ増えているかは分からない。会社や商品の信用力が増すというのもあやしい。
多分広告主の担当にしてみればジャニタレに笑って商品名を2,3度くりかえしてもらえば、自分でコマーシャルのアイデアを出す必要はない、社内での通りもよい。
だが日本のコマーシャルの有名タレントの起用は40%で海外平均は10%以下らしい。
それを考えれば広告にジャニタレを使う必要は本来ないのだろう。
今後ジャニーズ事務所は解体され社長は自らの資産を含めてすべて投げ出して賠償を行わないといけないと言うのが私の意見だが、その後は各広告主は少しは頭を使ってコマーシャルを作りジャニタレなしでやっていくべきだしできるだろう。もうジャニタレは必要ないのではないだろうか。
2023年9月1日