ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

マンションの管理組合 その1

 今日東京は朝から雨が降っていて久しぶりに何をするのも面倒でダラダラしている。 

 たまに何もせずに休むのもいいものだ。

 住んでいるマンションは20年目の大規模修繕が始まっていて昼雨が止んだかと思ったら作業員の声と足場を組む音がしている。

 10年目の大規模修繕は新築時に決まっていた企業に発注したのだが、修繕価格、修繕の丁寧さ、修繕中の連絡とかが不十分だったようで住民から不満の声が上がっていた。

 住民の声が理事会に届き4社の見積もりを取り結局10年前とは違う業者に発注することになった。価格は10%程度安くなった。

 私もこの半年理事会などに参加し、マンションの役が回ってこない程度の控えめな発言をしてきた。

 今までの修繕に不満を持っている人たちはけっこう急先鋒な感じで理事会役員を問い詰めていた。

 主張していることは理にかなっていて全くまともなことだった。

 一方で理事たちはマンション建設当初理事をやる人がいなくて頼まれてなった人たちだ。そして一円もお金をもらっていないボランティアだ。

 まあ理事にしてみれば協力しないといけないと思って理事になり、20年間やってきて特に大きな問題もなかったのに、突然やり方がまずいと大勢の住人から不満を言われたのだ。適当にやってきたのかもしれないがお気の毒な話だ。

 最初の半年ぐらいはぎすぎすした感じだったが、ここにきて理事と住民が対立から協調に変わってきているようだ。

 不満を持ったリーダー格の住人に一人の理事が理事をやってくださいよと言い出したことから始まっている。そのリーダー格の人はやってもいいとはいっているが確かに理事も大変だよねと言い出している。

 なんだかんだと言いながらマンションの管理は健全な方向に言っているように見える。理事会に参加して住人が意見を交換することが大切だとつくづく思っている。

2023年10月4日