人は得意な分野で失敗するというが、岸田首相はそれに当てはまる。
岸田首相は外交と人事が得意と言われているらしい。
岸田首相は地頭も悪くこれと言って得意なものはない。だから外務大臣だったから外交が得意だろうとか、出世したのは人を使うのが上手いからだろうとか、取り巻きがおだてて言ったに過ぎない。
人事を得意とするならば、中国べったりの林芳生氏を外務大臣にすることなどしない。アメリカとの関係を考えれば最悪の人事だし、実際バイデン政権は林外務大臣を極力避けていた。
長男が秘書官就任後叩かれ出したのは、本人の行動と記者に対する態度に不誠実なものがあったからに違いない。すぐに首を切るのが岸田政権の為にも長男の為にもなるのにためらってしまった。
母親はこどもに甘い、奥さんがクビに反対したのだろう。岸田首相は聞いてはいけない人に相談したのだ。これも広い意味での人事の失敗だ。
さらに妻の元夫の不審死に関する木原事件に関して木原誠二氏を罷免しなくてはいけない。少なくともコロナ過中の度重なるデリヘル利用は十分クビの理由になる。
木原氏は駐日米国大使とパイプが強く林外務大臣でぎくしゃくした日米関係を改善すべくLGBT法案を強く押したようだ。法案は通ったが岩盤自民党保守支持層の離反を招いた。
増税批判を受けた岸田氏は木原氏に相談したのだろう。財務省出身の木原氏がまともな減税策など出すわけない。さらに木原事件で追い詰められて頭が回っていない状態でいい政策など出てこない。減税案は誤魔化しだと国民からみすかされて支持率を下げてしまった。
かように木原氏は実は仕事ができなかったのだ。彼を信頼した岸田首相の人事の失敗だ。
さらに神田財務副大臣の税金滞納だ。
税額について意見の相違があったとか現金がなかったと言いうのなら分かるが、差し押さえまで未納した理由が不明だ。説明すらできない人を財務省の役職に就けておいてはいけない。罷免が遅すぎる。これも岸田首相の人事の失敗だ。
2023年11月13日