7月のマスコミ各社世論調査は岸田政権の支持率だけでなく自民党の支持率も大きく下げた。
マスコミはその原因を岸田首相長男の問題、マイナンバーカードの問題、だとしているが、過去のブログで述べたようにLGBT法案可決が自民党保守岩盤支持層の支持を失ったことが大きく影響していると私はみている。
LGBT法案で岸田首相はやってはいけないことをやってしまった。
一つは状況把握の失敗だ。
エマニュエル米大使の個人的な野望をアメリカ政府の意向だと考えてしまったことだ。
エマニュエル大使自身の口八丁手八丁にもあるが、政治素人の妻を岸田首相はアメリカに行かせたが彼女は洗脳されたようだ。
岸田首相はバイデン大統領の広島訪問を餌にされて判断を誤った。
「広島に来ないのなら来ないでいい、原爆を落としたアメリカが来ないのであればそのことを国際社会がどう見るかだけだ」と突き放せばよかったのだ。
政治家として何が本当でウソであるかを判断できず外交の知恵もなかった。
自民党内でもLGBT法案には反対の方が多いのに採決をとらずにトップに一任するという方法を取って最終的に幹部で強硬した。
自民党内でいろんな意見があるのに多数決を取らずに通したのは民主主義ではない。共産党と同じということになる。
日本社会でLGBTの人達が差別されていないとは言わないが、アメリカなどのキリスト教国とは違うし、イスラム社会のように犯罪になることはないのが日本だ。
日本独自のやり方があったにもかかわらずエマニュエル氏個人の野望をアメリカ政府の圧力と誤解し、まともな外交交渉もせずに、しかも民主主義を踏みにじって、可決したのがLGBT法案なのだ。
これによって自民党への信頼は大きく傷ついた。
増税も岸田首相が否定するが民主主義的にはやらずに岸田首相の独裁で取り進められることになるだろう。
LGBTのアメリカとのやり取りには木原福官房長官が深くかかわっていると聞く。増税も財務省出身の木原氏が先導しているにちがいない。
岸田、木原の汚いやり方を許してはならない。一日も早く岸田、木原の二人には政界から去ってもらうべきだ。
2023年7月31日