ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

自民党裏金の処分は騙した金を寄付するか返すこと。

 何度かこのブログで述べたが自民党パーティー券裏金の解明は何に使ったかを解明することだ。

 北朝鮮拉致被害者の情報を得るためにスパイに金を払った、私設秘書が良く働いてくれるので規定以上のボーナスを払った、など公にできない金が必要でそれに裏金を使ったのであればまだ許されると私は思う。

 だがほぼすべての議員はほとんどの金を私事に使ったと疑われる。

 キャバクラに行った、高級料亭で酒盛りをした、女性を囲った、高級外車を買った、家を新築した、など派手に使った議員がいるに違いない。そうではなくてほとんどは使わずに個人の預金口座にいれるか株を買って資産運用をし私物化した、といったところだろう。

 だが高級料亭や高級外車はほとんどの場合政治資金を使うことができるので、裏金は政治とは全く関係なく個人のポケットにほとんど入ったと考えていいだろう。

 まっとうな気持ちでパーティーに参加した企業や個人もいたに違いない。

 彼らは全く騙されていたことになる。

 自民党は党籍離脱も含めて処分を考えているが、かれらの懐は何も痛むことはない。

 人を騙し不当に金を集金したのだから全額元の持ち主に変換する、できないのであればその金額を国庫かどこかの慈善団体に寄付すべきだろう。

 また、国税局は選挙資金だから課税しないという立場を取るようだがとんでもない話だ。国民の反発があるの確定申告期間中静かにしていたのだろうが、不当に得た所得に対して課税すべきだと考える。

 いずれにせよ不当に得た金を返還あるいは課税することが真の処分となる。

2024年4月2日