ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ベトナム投信が好調

 このブログではインド、アメリカ、日本の3か国に分割投資すべきだとして今年の初め特集を組んで説明をした。

 長期投資の場合人口だ動態と地政学的動向の二つで決まるが、インドとアメリカは両方とも問題がなく、日本は人口は減るものの中国包囲網でアメリカとの連携がさらに深まるので長期投資対象だとした。

 この3か国に加えてオーストラリアを含むアセアン諸国を付け加えるといいとしたが、そのうちのベトナムが好調だ。

 2024年3月29日SMBCベトナム投信は3か月20.03%、3年64.87%、10年156.09%となっている。

 脱中国は世界の潮流となっているがその代替国はインドとアセアン諸国になっている。

 インドの場合莫大な需要が期待できるが国が大きくインフラが追い付いていない。ベトナムはこの点小回りが利き輸入加工産業を猛烈なスピードで取り入れている。

 先進国の中国とのデカップリングは継続するのでベトナムは今後も高い成長率になるだろう。

 唯一心配なのはベトナム共産党が支配する国だという点だ。中国と違って駐在員が突然逮捕されるようなことはなさそうだ。またベトナム共産党中国共産党のように他国を恫喝するような覇権意識は持っていないように見える。

 だが株式市場などはほんとうにフェアになっているか監視をしていくべきだと考える。

 ベトナムの将来はベトナム共産党がどのようなかじ取りをしていくかにかかっている。

 小さな割合をベトナムに投資するのは悪くない考えだ思う。

20204年4月1日

投資はご自身のリスクと判断でお願いします。