安倍政権は8年目、政権末期なのか失策が続いている。
民主党政権から比べれば格段にましだった、これは内閣支持率、自民党支持率に現れている。米国との関係を軸にした積極的外交、大胆な金融緩和での経済対策、はそれなりに評価されるべきだ。
しかしこの半年安倍政権は失策を続けている。
モリカケやサクラではない、本当の大失策を続けている。
一つ目の失策、外国人労働者の受け入れ。:
企業は安い外国人労働者を使えるが、日本人労働者の給与は抑えられることになる。
今は目立たないが将来歴史的な汚点になる大失策だ。政府は経団連の圧力で外国人労働者受け入れを拡大した。今後不法滞在者が増え、治安は悪化し、不法滞在者のこどもたちの教育は国や地方自治体が我々の税金を使って面倒をみることになる。
二つ目の失策、2019年10月の消費税増税:
増税をすれば経済成長がマイナスになることは見識ある人たちから強い反対があった。にもかかわらず財務省の圧力で上げてしまった、結果は2019年10月ー12月はマイナス6.8%、ドンピシャ予想通りになった。消費回復は何年もかかるだろう。
三つ目の失策、中国肺炎コロナウイルス対策の失敗:
本来ならば1月末、遅くても2月はじめには中国からの渡航を全面禁止するべきだった。韓国と並んで世界でいち早く感染を広めてしまったことで日本政府は世界と国民の信頼を失った。中国や経済関係を忖度した結果だと批判されている。
ウイグルの人権弾圧をしている独裁者、毎日尖閣列島を脅かす中国共産党トップの死習近平主席を国賓招待することを安倍政権は計画している。
外国人労働者受け入れ、消費税増税、不十分なコロナウイルス水際対策、安倍政権は保守中道の支持者が「まさか」と思うことをやってしまった。習近平主席を国賓招待という「まさか」、四度めの失策を押し切ってしまう可能性がある。
やってしまえば安倍政権を支持していた保守層は離れて選挙に行かなくなる。景気低迷で生活に不安になる国民は肺炎で祖父母たちがどんどん亡くなっていくことに理性を失い怒りをもって野党に投票することになる。
2020年2月24日