ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

2020年CO2削減最高の貢献は習近平主席、環境少女グレタではない

 先のブログで2019年CO2削減最高の貢献者はこともあろうかパリ協定に反対しているトランプ大統領だとした。

 米国の中国制裁で経済成長が鈍化しそれでCO2排出が抑制されたはずだ、2019年世界一のCO2排出国だから世界のCO2削減に大きく貢献したはずだ、トランプが一番偉い、というものだ。まあ皮肉ではあるのだが。

 2020年についてもCO2削減に一番貢献するのは環境少女グレタではない。年初からまだ2か月が経っていないのに受賞は決まっている、習近平国家主席だ。

 武漢は封鎖され実質外出禁令となり街は閑散としている。武漢だけでなく中国全体で経済活動が鈍くなっている。工場はまともな生産が行われておらず世界のサプライチェーンに大きな影響を及ぼしている。

 習近平主席率いる中国共産党コロナウイルス発症当初に情報を隠蔽し迅速な対策をとらなかったことが世界の景気にブレーキをかけ、結果としてCO2を抑制している。

 中国の排出量は今あるすべてのCO2削減技術を使ったとしても毎年確実に増えていく。これ以上増やさないためには中国が今のように街を封鎖し外出を制限し工場を止めるしかないのだ。

 豊かな国で育つ環境少女グレタに言いたい、スウェーデン人より所得の低い中国人にそんなことが言えますか?そこを具体的にどのようにやっていくかを大人たちは議論しているのです。ほら、そんな難しいことを理解できるように学校に行って勉強しなさい!