ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

岸田首相はビジネス経験なしがバレバレ

 岸田首相はビジネス経験なしがバレバレで、官僚たちに簡単に騙されている。

 「日本政府は11月末に日本入国は3500人に制限していたがこれを5000人まで上げたが、オミクロン株の世界的感染拡大によりもとの3500人に制限することにした。」

 この官僚作成であろう一見まともそうな言葉に疑いを持ったらあなたは相当できるビジネスマンだ。 

 この文言をそのまま信じている岸田首相も凡人ということになる。 

 これは3500人の計画であったがこれをいったん5000人の計画にしました、その後オミクロン株対策で3500人の計画にいたしました、と言っているのだ。

 ここまで説明すれば分かる人も多いが、計画でなく実績はどうなっているのかと疑問に思わないといけない。

 実際は以下の通りになる。

 「計画は3500人でしたが8,9月の毎日の入国実績は1000人前後でした、その感染者は毎日5,6人で0.5%の感染率でした。5000人の入国者だと毎日30人の感染者になる計算になりますが、3500人となると毎日21人前後の感染者入国と予想できます。」

 岸田首相は計画と実績が違うことぐらい分からなくてはいけない、その場で実績はいくらなのかと官僚に聞かないといけないのに質問しなかったのだろう。新入社員以下ということになる。

 現在日本では毎日100人ほどの感染者が出ているが日本政府はその2割の感染者を海外から入国させようとしているのだ。しかもかなりの確率で新型オミクロン株に感染している。

 入国者の感染率が0.5%であるのに対して日本人の感染率は1億2千万人の内120人ぐらいだから0.0001%だ。5000倍の感染確率をもつ入国者を毎日3500人も受け入れることを岸田首相はおそらく気が付いていない。

 

2021年12月4日