ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

入国者5000人とは感染者毎日30人受け入れ

 日本経済新聞によると11月26日から入国者を一日当たり5000人に増やすとのこと。

 2021年10月の入国者はおよそ33千人だ。それで入国者の感染者は205人となっている。毎日平均6人以上が空港検査で陽性となっている。

 入国者の感染率は0.6%は無茶苦茶高い。

 今日本の感染者は200人前後なのでこれで計算とすると日本の感染率は0.00017%となる。

 今1日平均1000人程度の入国者があるが、これを5倍の5000人とすると入国者の感染者数は単純に5倍の30人と言うことになる。

 現在感染者数が200人を切る日も出ている状況で外国から30人の感染者を入国せせることを決めた岸田内閣は何を考えているのかと言いたい。

 国内の200人はクラスターも含まれていておそらく発生地の数は100程度だろう。いまクラスターの管理はかなりできているはずだ。

 一方で入国者は日本各地に拡散していく、今後彼らが日本国内でのクラスターの原因になることは火を見るよりも明らかだ。あちこちでコロナウイルスをまき散らすことになる。

 成田、羽田、中部、福岡の4空港で1日40人の感染者の管理をできるのかはなはだ疑わしい。

 せめてあと2,3か月様子をみて3回目のブースター接種が終ってから入国制限を緩和しても経済的に何ら問題ないはずだ。一部の大学経営、技能実習生のような低賃金労働者が必要な業界、の意見をそのまま聞いて政策をする岸田内閣は発足からしてダメな感じがする。

 

2021年11月18日