ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

自民党支持者は新興政党に投票するかも その2

 どうも私は岸田首相を好きになれない。

 政策を支持するとかしないとかいう問題ではなく、失礼ながら彼自身の生きざまというか彼自身が好きになれないからだ。

 1990年に日本のバブルは崩壊しその後他の先進国、中国、インド、韓国が経済成長をしたにもかかわらず日本は30年以上に渡り低成長を続けてきた。

 それは日本の政治や経済に、事なかれ主義、出世できればいい、目先の利益を得られればいい、新しいことはやらない、みんなの意見をまとめていればいい、波風はたてなければいい、大きな決断はしない、という風潮が蔓延していたからだと思っている。

 一世を風靡したウォークマンは日本のソニーが開発した。

 だがその後日本の家電業界は新しいものを開発できずにウォークマンiPodに替わり今は携帯電話で事足りるに至っている。新しもの好きのソニーですら画期的な開発は過去30年できなかったのだ。

 日本の経営者たちは目先の利益中国で安く作ることで自分の任期中だけ株主に叱られない程度の利益を出すことだけを考えてきた。

 そんなみみっちい経営を行ってきたのは岸田首相のような事なかれ主義のオジサンたちだった。

 私はサラリーマン時代そんな人たちを沢山観てきた

 そんな岸田政権に鉄槌を下すために立憲・共産党に投票すれば悪夢の民主党時代に逆戻りになる。悩ましいところだ。

 そんなことを思いながら政見放送を見ているとけっこう面白い。

 新興政党は目立つことを最優先した奇抜な政見放送を行っている。

 大丈夫かなと思えるような強烈な人格の立候補者もいる。

 実際に投票するには良識と常識がないように思うが、よく聞くとけっこうまともなことを言っていて国民がやって欲しいことを本音で主張しているようにも思える。

 ウクライナがロシアに侵略された今でも自衛隊違憲と言ったり、原油価格が高騰し二酸化炭素が増加しているにもかかわわらず原子力発電反対などと言っている、立憲・共産党の方がよっぽど良識と常識がないのではないだろうか。

 もう少し考えて投票しようと思っている。

2022年7月5日