ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

映画「こんにちわ、お母さん」を観てきた。

 寅さんシリーズの山田洋次監督の新作だ。

 主演に吉永小百合大泉洋を起用。寅さんシリーズと同じく東京の下町、今回は墨田区が舞台だ。

 吉永小百合は亡くなった夫とともに足袋屋をやってきた。一人息子の大泉洋は独立して大企業に勤める人事部長、大泉洋には大学生の娘の永野芽郎がいる、妻とは別居中と言う設定だ。

 関東圏に住む多くのひとにとって東京は通勤して勤めるとこであり、帰りに飲んだり、週末に出かけて遊んだりするところであるが、住んで生活するところではない。東京下町墨田区のイメージがない人も多いと思う。

 東京のスカイツリーとか隅田川の観光船とか墨田区の観光ができるところがいい。もしかすると吉永小百合が言うように近くなのに行ったことがないひとも多いのではないかと思う。

 会社と下町の人々とのどこにでもありそうで日常とも言える出来事だ。たぶんだれもがかつて経験したようなことが描かれている。

 ふうてんの寅さんと同じく何やら暖かい気持ちにさせる映画だ。

 週末に行ったらガラガラだった。91歳の母が平日に観に行ったら満席に近かったらしい。たぶんご老人の観客が多いからかもしれない。だが普通にカップルで行ってもいい映画だと思う。

 吉永小百合は年配層に絶大なファンがいるし、大泉洋もお笑い、役者、司会者、として確固たる地位を築いている、永野芽衣もかわいらしく若い世代に人気なのだろう。

 おそらく第二話、第三話と続いていくのかと思う。

 と思って調べたら山田洋二監督は昭和6年生まれの91歳だ。

 少なくとも100歳までは頑張って続編を作ってほしいと思う。

 寅さんには毎回美人の片思いの彼女が出てきたが、吉永小百合にも毎回成し遂げられない恋のお相手が出てくるのだろうか。次から次への彼が現れる、、、勝手に推測して面白いと思っているのだが、吉永小百合の場合清潔感あるから大丈夫だろう。

2023年9月6日