安倍首相が辞意を表明したが本当にお疲れ様であったと、実はほとんどの国民が思っているものと思う。長期政権末期であったことや新型コロナウイルス問題があったことで支持率は落ちてはいたが多くの中道保守から支持をされていたことは間違いない。
少なくとも民主党政権でとどめを刺されてずたずたになった日本経済を立て直したのは間違いなく安倍首相だ。
決して力強い回復ではなかったものの新型コロナウイルス発生以前までは新卒学生の就職は格段によくなり、失業率は減った。冷え込んでいた米国との関係はトランプ大統領が就任すると一気に改善し、そればかりか安倍外交は世界をけん引することになった。
この間野党とマスコミはどうしようもないほど体たらくだった。
野党もマスコミもモリカケとサクラなど本来の日本の政治とは関係のないことで政府批判を繰り返した。モリカケについては結局何も安倍首相が非難される事実は出てこなかった。しかもモリカケの渦中にいた籠池氏は野党に騙されていたと発言する始末だ。
サクラにしても会をある程度私物化していたかもしれないが、安倍首相に会えると思って喜んで参加していた人たちは多くいたはずだ。年に一度ぐらいそんな半分私的な会合があって何が割るのかと思う。
しかも中国で新型コロナウイルスが発生して日本に感染が広がろうとしいて日本政府が大変な緊張をもって対処している時に、国会でモリカケ、サクラの質問に多くの時間を野党は費やしていたのだ。
そしてマスコミは何の疑いもなくその批判を報道し続けた。新型コロナウイルス蔓延の危険が広がっていてもマスコミと野党はモリカケ、サクラだった。
その後新型コロナウイルスがのっぴきならない大問題だということが分かると今度は感染拡大を防ぐためという上から目線の報道であるばかりでなく、その不安をひたすら煽ることしかやってこなかった。
かようにクズのような野党とマスコミに対処するために安倍首相の体力の半分は使われていたのではないか。野党とマスコミに猛省をしてもらいたいと思っているのは私一人ではないはずだ。
２０２０年８月２９日
