日本学術会議の任命問題は菅首相が仕組んだマスコミと野党への毒餌であったのではないかと思う。
相変わらずマスコミと野党は学問の自由を侵していると騒ぎ立てている。しかし日本学術会議が政府から金をもらっていてしかもメンバーが公務員扱いで人事権が首相にあるのだから何ら問題のない話だ。誰をメンバーに任命するかは首相であることには間違いない。
マスコミと野党はニュースやワイドショーで騒ぎ立てているがどう考えても理屈は通っていないわけで普通の良識ある日本人であればマスコミと野党に理があるとは考えないはずだ。
そして学術会議を擁護するマスコミと野党は国民から冷たい目でみられることになり、学術会議そのものが存在する意義があるのかという疑問も出てきている。
これで学術会議が縮小とか解散になったり民営化したら見事に一つの改革をなしとげることになる。しかも国民がマスコミと野党の馬鹿さ加減を理解することになり、一石二鳥といいうことになる。
菅首相の支持率は70%を超えているが新型コロナウイルスの問題で来年3月まで解散ができない。それまでの間手堅くポイントを稼いで支持率を保っていく必要がる。
今回の問題は一見「学問の自由を侵す菅新首相」というマスコミと野党にとっては取ってもおいしそうな話であったが、実は学術会議側の主張になんら正当な理由もなく、かつマスコミと野党の馬鹿さ加減が露呈してしまった、巧妙な毒餌だったのではないかと思う。
この毒餌でしばらくマスコミと野党は国民の信頼を無くすことになるだろう、そして菅政権は確実に来年3月の解散総選挙へ支持率を落とさずに継続するに違いない。
菅政権おそるべし。
2020年10月18日