ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

マスコミによるコロナのエンターテイメント化の限界

 8月に入って地上波のテレビは終戦関連の番組で一息ついている感じだ。

 スポーツ番組はキャンセルになり、コンサートなどの音楽番組もキャンセルとなり、ドラマも撮影ができなくて、余った時間を毎日毎日飽きもせずに新型コロナウイルスの不安を煽って番組を繋げてきた。

 チャンネルを回せば同じような番組で。「新型コロナウイルス」とその「専門家」という言葉は1日に少なくとも百回以上繰り返しているはずだ。

 スポーツやなどの番組が出来なくなってその時間を埋め合わせするのに地上波各局は新型コロナウイルスをエンターテイメント化してしまった。

 若者のゲームのようなもので繰り返すうちに外出をしなくなり経済の停滞にさらにブレーキをかけてしまい、その結果テレビの広告料は大幅に減ってしまった。

 本来であれば余った時間を使って報道しないといけないことを真摯に取り組めばいくらでも番組はできるのに日本のテレビはやらない。

 今回の新型コロナウイルスがどうやって中国で発生して拡散したか、その追及はしていない。中国が香港の自由を弾圧しているのにその特集番組は8月に私は観たことがない。ウイグルの人権弾圧についてはニュースですらやっていない。

 中国が毎日毎日脅しをかけている尖閣列島についてもニュースには出てこない。

 中国企業からIR事業で金をもらっていた議員に関する特集、わずかなお金でどうして検察が動いたのかその理由についてのレポートはなされていない。

 今日もやっているのは戦争はいけない、それとコロナウイルス、その繰り返しだ。

 そろそろ日本のマスコミはあまり余った時間を使って報道すべきことを勇気をもって報道すべきではないだろうか。NHKを含め日本の地上波に勤めている人たちにはまともな男(や女)はいないのか。腰抜けばかりだ。

2020年8月22日