ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

終戦番組もコロナ番組も視聴者を馬鹿にしている

 8月25日になるのに未だに終戦番組を地上波は続けている。高校野球放送の時間が余ってしまったからだろう、普通なら8月15日で終戦関連番組は終わるはずなのだが、テレビ番組の内容は終戦とコロナばかりだ。

 そして終戦番組もコロナ番組も視聴者を馬鹿扱いしている。

 「戦争は二度とあってはならない」「コロナウイルス防止対策を徹底しよう」の繰り返し。

 日本がなぜ戦争をせざるを得なかったのか、その深堀は何もなされていない。どうして新型コロナウイルスが世界に蔓延したのか、その原因は追及されていない。

 日本が戦争をしたのは軍部が日本国民を間違った方向に向かわせた、国民の一部は戦争に密かに反対していたのに、というのはNHKを含め地上波番組の趣旨だ。だが実際国民全員が一丸となって米英と戦っていたし、NHK朝日新聞などのマスコミは戦争を煽っていた。

 NHK朝日新聞などマスコミが悪い反省しろと言っているのではない。マスコミ含めて大衆がどうして軍部を支持して戦争に突入していったのか、もう少し原因の追究をしてはどうなのか。

 新型コロナウイルスも同じだ。感染源は未だに武漢の海鮮市場なのか感染研究所なのか分からない。中国共産党の初期対策は明らかに失敗しているし情報を隠蔽したことは間違いない。8月に入って地上波は中国の責任は一切報道しなくなった。

 世間は新型コロナウイルスに注目しているが、原因がはっきりしないと第二、第三の病原菌が中国から蔓延することになる。実際豚コレラ(人には感染しないらしいが)が中国から日本に伝染している。

 戦争で被害を受けた日本人、コロナウイルスで被害を受けた日本人、に対して単に戦争はダメだ、コロナウイルスは予防しないと繰り返すだけがマスコミの仕事であるわけがない。

2020年8月25日