ドラコの資産運用 織田俊夫

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マスコミの責任を回避するNHK、こどもに情報を与えず判断を強要

 10月7日NHKはコロナワクチンを接種するかどうかはこどもと親が自分で正しく判断しなくてはいけないとした報道を行った。

 相変わらず親と子どもに教えてやるという上から目線の番組であった。

 実際に一般の親子が出て来てこどものワクチン接種について親子間で話合いをする場面が出てきた。

 また20歳以下のこども数名が出て来てワクチン接種のメリットとデメリットを比較していた。出演していたいずれのこども聡明で与えられた情報のもと独自にそれぞれ正しいと思われる判断をしていた。

 だが問題はNHKがワクチン接種のメリットとデメリットを正しく説明していないことだ。

 まず20歳以下でコロナウイルスで亡くなる人はほぼゼロだという事実。コロナウイルスを打つことによって命が助かるというメリットはほとんどないということだ。

 次に副反応は番組で言っていたような発熱、痛み、だけではない。1100人以上の人がワクチン接種後無くなっている。厚生労働省はワクチン接種との関係は不明であるとして実質ワクチンとの関係を否定しているが、実際ワクチンで死んだかどうかは分からないと言っていい。

 この事実をNHKはこどもたちに正しく伝えなくてはならない。

 つまり以下の質問をこどもとその親たちにしなくてはいけない。

「20歳以下で新型コロナに感染して死ぬ確率はほとんどありません。一方でワクチンを接種した後で亡くなった人は接種者全員で1100人いますが、ワクチンとの因果関係は不明と政府は言っています。あなたはこのことを十分考えて接種するかどうか決めてください。」

 NHKは接種には副反応のリスクがあるからこどもとその親はよく考えて決めなくてはいけない、というメッセージを出して満足している。そしてNHKはこの報道によって社会的責任、報道者としての責任を果たした気になっている。

 だがこどもとその親にもっとも重要な死ぬかどうかという情報を与えずに判断をもとめ、一方で社会的責任を全うした顔をするというのは姑息という文字が当てはまる。

2021年10月8日