先日沖縄市北谷(ちゃんたん)町まで行ってきた。
元アメリカ空軍基地にあった跡地を使ってアメリカ村という巨大なリゾート施設を作り多くの観光客や地元沖縄の人達が遊びに来ている。
不動産をみたら120平米クラスのマンションが多く売りに出されている。区分だけでなく一棟売りも多い。
聞けば米軍関係者用賃貸マンションだ。
米軍向け賃貸住宅は相場よりも高く借りてくれる。一方である程度の広さが必要だし、米軍の規定を合格しないといけない。最近はめったにないが、中には土足で家の中に入るとか、壁に穴を空けるなどマナーの悪いのもいたらしい。
大量の売り物件が出ているのは、おそらくとなり街にある普天間基地の移転だろう。移転先の辺野古は普天間基地から車で1時間ぐらいかかる。
辺野古は普天間や北谷にに比べれば田舎なので辺野古近辺に米軍関係者は移り住むのは特に家族は嫌だろう。
とはいえ普天間北谷地域から辺野古付近に引越しする米軍関係者は少なからずいるはずだ。だから多くの米軍関係者用賃貸住宅が売りに出ているのだと思う。
もし、私が普天間北谷地区の米軍関係者用住宅のオーナーだったら辺野古移転はえらい迷惑な話だ。そうなると米軍に協力しているのに米軍に反対する左翼と一緒になって辺野古移転に反対することになる。
この構図が左翼の辺野古移転反対の背景にあるのだろう。
おそらく同じ様に飲食店など普通の沖縄市民が軍関係で生計を立てていた人が多くいるに違いない。
そんな人たちは辺野古移転には反対で、左翼の反対で基地建設が一日でも遅くなる露良いと思っているのだろう。
おそらく左翼もも簡単に基地は移転しないとたかをくくっていたのだろう。
そのまま普天間に基地があれば左翼は反対運動を続けられたのに、移転することで反対運動の根拠がなくなってしまった。だから無理やり環境問題を出している。
沖縄の地元の人達も移転するとは思っていなかったのだろう。基地があることで沖縄が苦しんでいることを分かってもらいたいとは思っていたが、まさか仕事が辺野古に移るとは夢にも思っていなかったに違いない。
2021年12月13日