ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

やっぱり株式投資は長期保有がいい、太陽光発電は手間と心配がかかりすぎ。

 つくづく株式は長期で保有するのがいいと思ったことがあるので紹介したい。

 1990年のバブル崩壊後に5種類ほど株を買っていたが、そのままとなっていた。

 商社、メーカー、コンピューター会社、建設会社、鉄道会社、で何れも一部上場だ。

 売買しなかったのは仕事が忙しかったこともある。加えて買値が分からなかったからだ。

 それに多分けっこう損をしていると思っていたので見るのが嫌で放置していた面もある。

 バブル崩壊の本当に直後、まだそれほど下がっていない高値の時に買ったので、その後ずっと株価が低迷してて損をしたという記憶がの残っていた。

 買値が分からなかった理由についてはまた別の機会に述べるとして、この5種類を売ろうと思って買値を根気よく調べた。 

 ところが調べてみて分かったのは30年後の昨日の株価と比較すると60%も値上がりしていた。

 本当にうれしい誤算だ。

 しかもこの5種類の株は平均して税引き後2.5%の配当がある。

 とりあえず2.5%で計算してみると元金に対して過去合計75%の配当金があったことになる(2.5%x30年=75%)。

 元金100に対して株価値上がりが60%、株式配当が少なくとも75%で合計135%以上の利益をもたらしてくれたことになる。

 さらにこの配当金2.5%は今の株価に対してのもので、もとの購入時の株価に対してだと4.0%の配当金ということになる。

 昨日の話に戻るが太陽光発電太陽光発電販売会社のシミュレーションを見るとどこも15年目ごろやっと元本の回収ができる、その後16年経った設備が16年目から30年目までに稼げる収入は全く予想がつかない。

 しかも最初の15年間であれ、16年目以後の15年間であれ合計30年の手間暇と心配はかなりなはずだ。

 この30年間今回の5つの株式については何もしなかったと言うのが本当のところだ。新聞の株式欄さえまともに見ていなかった。それで元手が倍以上になっているのだからこれほどありがたい話はない。

2021年1月5日