プーチンはロシア国民の支持を受けている。
プーチンは国際法を明らかに違反してウクライナに武力侵攻し、ジレンスキー政権を力で取り除こうとし、市民に対しても攻撃をし、核使用で脅しをかけている。
私はプーチンの行いを支持するつもりは全くないし、一日も早く撤退し、追放されるべきだと考えている。
一方でロシア国民はプーチンを今も支持している。西側マスコミは報道規制が原因で本当のことをロシア国民が知らされていないからだという論調がほとんどだ。
もしロシア国民が本当のことを知ったら戦争反対となりプーチンの支持率は下がり、失脚することになると言っている。
報道規制が厳しくなったのはロシアがウクライナに侵攻した２月２４日以後である。それまではSNSなどのインターネットはほぼ自由に使えていてロシア国民はおよそ西側の人々と同じような情報を入手していた。
もちろんプーチンの専制的なやり方で対立選挙候補に汚いやり方で追い落とし足りしていたのは事実だが、ロシア国民が全く耳と目を塞がれていた訳ではなかった。
２０１４年のクリミア半島併合、ウクライナ東部への進軍、などは国民の絶対的な支持があった。
つまり多くのロシア国民はもともとプーチンを支持しているし、クリミア半島併合、ウクライナ東部占拠もロシア国民が望んでいたことなのだ。
ロシアの人々が武力に訴えてもクリミア半島を併合し、ウクライナ東部をロシアの物にしたかったのかその背景は分かっておく必要があるのではないだろうか。
ウクライナ領であるドンバスでロシア系ウクライナ人がどのような扱いをうけていたのだろうか。ウクライナ政府にやとわれた私兵たちがロシア人を虐殺したと言うのは本当なのか。少なくともイギリスの調査団が真実であると認めている。
２０１０年に選挙で選ばれた親露派のヤヌコビッチ大統領は国民の暴動で追い出されロシアに亡命している。選挙に不正があったかどうかは分からないが、少なくとも選挙で選ばれた大統領が暴力によって追放されているのだ。裏で西側が意図を引いている汚いやり方だとロシア人たちは思っているのではないだろうか。
繰り返して言う。
二番目に今回の戦いは、ロシア／親ロシアのウクライナ人 VS ユダヤ資本、世界自由経済主義者、ネオナチ、親西側ウクライナ人の戦いだ。この背景を話をするのは決して陰謀論でもないしプーチンを支持することにもならない。だが理解しておくべきことだ。
三番目にロシア／親ロシアのウクライナ人の敗北、ユダヤ資本、世界自由主義者、ネオナチ、新西側ウクライナ人の勝利で終わるだろう。
四番目にその結果ロシアは経済的に困窮し文字通り二流国になる。ロシアはこれから北朝鮮のように国民もリーダーも世界に劣等感をもって仕返しの機会を絶えず求める国となる。またウクライナ領内のロシア人と親ロシアのウクライナ人はネオナチに迫害されることになる。
２０２２年３月２８日
