ウクライナのジレンスキー大統領の支持率は20%台で低迷していたのにウクライナ戦争開始後80%を超えている。
ロシア軍が攻めてくるのに逃げなかったことが大きい。
加えて連日テレビ、インターネットに登場し、各国首脳に協力支援を呼びかける、一歩も引かないところが支持率上昇の理由だろう。
一方でプーチンの支持率はウクライナ戦争後支持率は80%を超えている。
西側報道は報道規制と言論抑圧の結果だとしている。
ある程度その影響ははあるかもしれないが私は本気でロシア国民の多くがプーチンを支持していると考えている。
一般的に戦争が起これば国民はリーダーのもとに団結する、一枚岩になるわけでプーチンの高い支持率を言論弾圧だけが理由だと言うのは無理がある。
両者絶大な国民の支持を得ているが、私はプーチン支持率80%以上よりもジレンスキー支持率80%以上の方が疑わしいとみている。
西側報道はロシアで報道規制があることがプーチン大統領の高い支持率の原因と主張している。だが、ウクライナでは報道規制はないのかもしれないが、アンケートに回答する人にはジレンスキーを支持しないとは言えない同調圧力があるはずだ。
そもそもウクライナ国民の2割以上がロシア人だ。ほとんどのロシア人はプーチンのウクライナ侵攻を支持しているはずだ。
過去の大統領選挙でウクライナ人も多くが親ロシア候補を支持しているし、実際に親ロシア候補が(不正選挙と西側が大々的に批難しなかったまっとうな)選挙で大統領になっている。
戦争前までウクライナ国民にとって親ロシア、反ロシアは大きな問題でなかったのかもしれない。仕事場や親戚の世界においてウクライナ人とロシア人は共存していたはずだ。
庶民であれば生活の糧を稼ぐ仕事があって毎日平和に暮らせればいいと思っていたと思う。
そんな庶民の思いを裏切り、入ることなどできないNATOに入るとか言ってロシアを挑発し、アゾフ大隊のようなネオナチ集団を国家の軍隊にしてしまった。そんな政治で、ロシアが先に手を出したとはいえ、戦争を始めてしまったジレンスキー大統領を本気でウクライナ人は支持しているのだろうか。
西側報道に出てこないウクライナのロシア人や親ロシアのウクライナ人はどんな思いで沈黙しているのだろう。
2022年5月29日