ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ウクライナ戦争をわざと泥沼化するのがアメリカの戦略。

 ウクライナ戦争をわざと泥沼化するのがアメリカの戦略だ。

 アメリカは戦争を長期化させロシアを完全にウクライナから撤退させずに徹底的に消耗させていくつもりだ。

 オースチン国務長官が「ロシアが二度と近隣諸国に攻められないように弱体化させる」と発言し本音を出したが、その目的を達成するためにアメリカはウクライナ戦争を終結させない。

 ロシアが完全撤退すればロシアは軍事的にも経済的にも消耗は減る。今は可能性としてなくなったが、逆にロシアがウクライナを制圧すればこれもまた消耗は減る。

 アメリカのロシアを弱体化させるという目標の為にはウクライナ戦争をだらだらと消耗戦に持ち込むことが得策だ。

 そのためにウクライナに武器の供与を継続する。ただロシア軍を徹底的に破壊してて国境まで押し戻すような大型兵器の供与はしない。

 せいぜいウクライナ東部のドンバス地域でロシア軍が優勢だがウクライナ軍の攻撃を絶えず受けて損害が続くという状況を何か月、何年も続くようにアメリカは兵器の種類、量を調節することになる。

 兵力はウクライナ人が中心であとは世界から集まる義勇兵や傭兵だ。そして戦うリーダーはジレンスキー大統領。

 アメリカ兵の犠牲はないしアメリカ市民の被害もないしアメリカ大統領が戦争を指揮する必要もない。アメリカは武器を供給するだけで手を汚さなくていい好都合な構図だ。

 ロシアはウクライナにロシア系住民がいてその安全が確保できない以上戦争を続ける大義がるし、戦争をやめることができない。

 このプーチンの思いを利用してアメリカはプーチンを泥沼に引きずり込んでいる。

 プーチンは東部地域をある程度制圧したら、消耗を減らすために塹壕を掘って戦闘を縮小し消耗を減らそうとするだろう。だがそれをアメリカはウクライナにけしかけてロシア軍を刺激してプーチンに戦線縮小や休戦するチャンスを与えないようにする。

 アメリカ民主党は戦争継続を願っている。昨日のブログのとおり和平にはアメリカの政権交代が必須だ。

2022年5月3日