ドラコの資産運用 織田俊夫

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参政党はマスコミから極右と呼ばれるだろう。

 一週間前の参議院選挙で参政党は一議席を確保した。3.5%の得票であと少しで二議席になっていたらしい。

 実質党首の神谷氏の発言から参政党は保守であり反グローバリストだ。

 海外で言うならばフランスのルペン氏、アメリカのトランプ元大統領に近い政治思想と言っていい。

 日本であれば自民党の中でも保守に位置し、安倍元首相に近いようだ。

 フランスのルペン氏は先の大統領選挙ではかなり中道寄りの政策となっていたが今だにマスコミからは「極右」と呼ばれている。

 アメリカのトランプ大統領の先の選挙ではほぼすべてのマスコミに加えてユーチューブ、ツイッターまでもが反対に回った。

 亡くなった安倍元首相も総理大臣時代を含め日本のマスコミはモリカケ問題のように本人が関与していないことまで執拗に批判を続けた。

 マスコミは保守の反グローバリストが大嫌いだ。

 それはマスコミの資金源がグローバリズムで利益を得ている企業からであるだけでなく、彼ら自身が世界がつながれば人々は幸せになれるとお花畑的に考えているからだ。

 日本のマスコミは参政党を政党として認めなくてはいけない。

 党首討論では自民党立憲民主党と同じく代表を議論に参加させるようにしなくてはならない。参政党の6割しか得票しなかった社民党福島氏を参加させて参政党を呼ばないわけにはいかない。

 今後保守反グローバリストが大嫌いな日本のマスコミは参政党にたいし、ルペン氏、トランプ氏、安倍氏に対するのと同じ態度を取るだろう。

 ルペン氏に対したように参政党を自民党の右側に位置する極右として扱うかもしれない、トランプ氏に対したようにいろんな手法を取って参政党の主張を国民に届けないようにするかもしれない。安倍氏に対したよう根拠のない批判を執拗に続けるかもしれない。

 いずれにせよ日本のマスコミが参議院選挙前まで参政党に対してやってきた最も有効なやり方、無視をする、という戦法は参議院選挙における議席獲得で出来なくなった。

2022年7月16日