ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

国葬出欠で責任回避する野党とマスコミ

 旧統一教会問題についてはすでに過去のブログで何度か述べたが、今安倍元首相国葬の是非、出欠で盛り上がっている。本当はこれに注目することで本来野党とマスコミがやるべきことをやらずに責任回避をしている。

 今最も重要な問題は旧統一教会に流れた金はどこにいったのか。そして旧統一教会を存続させるかどうか、今後旧統一教会のようなカルト集団をいかに規制していくかだ。宗教の自由とカルト集団の規制をどこかで折り合いをつけて線引きしなくてはいけない。国民は議論しなくてはいけない。さらに言うならば奈良県警がどうしてあんな杜撰な警備をしていたのか、山上容疑者は本当に単独犯であったのかと言う点だ。

 野党とマスコミはこのような問題に突っ込むだけの勇気がないのだろう。おそらく旧統一教会からの反撃を恐れているに違いない。それを誤魔化すために国葬の賛否と自民党と旧統一教会の関係でごまかしているのだ。 

 国葬の是非と自民党と旧統一教会の関係だけに話しが集中すれば、警察は助かるし、野党もマスコミもやっかいな旧統一教会を相手にする必要がない。みんな国葬の是非、自民党議員の旧統一教会との関係は都合のいいネタなのだ。

 そんな力学がはたらいているのだ。

 多くの人を不幸に陥れた旧統一教会はそのままだし、安倍元首相の警備がいい加減だった原因は今も分からない、同じ様なカルト集団が今後も宗教の自由を盾に今後も出てくるだろう、山上容疑者は安倍元首相を狙ったのは誰かにそそのかされていたのではないのかという疑問もそのままだ。 

2022年9月16日