ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

安倍元総理大臣のお葬式

 テレビを久しぶりに見たら安倍元総理大臣の国葬にマスコミや野党は反対しているらしい。

 さもしいと言うか卑しい。

 何があっても安倍氏が悪いというアベガーの人達にとって死んでもなお葬式まで批判したいらしい。

 日本の各地に塚がある。

 鎌倉駅から江ノ電に乗って最初の駅が和田塚と言う駅だ。駅の近くに鎌倉時代に源氏、北條氏の幕府と対立して死んだ和田一族の塚だ。

 この塚が残っているのはおそらく戦いに勝った源氏、北條氏が建てたものだ。もしかすると違うかもしれないが塚が残っているということは少なくとも敵将の墓を作ることに勝者が異議を唱えなかったといいうことだ。

 これは和田一族の鎮魂を願ってのものだ。もちろん当時のことだから恨みを持って祟られないようにしようとしたに違いない。

 日本人には政治的に対立していたとしてもあの世に行ったらその魂を大切にする気持ちがある。

 それを国の税金を使ってやるかやらないかが大事なのだとアベガーたちは言うが、国家予算からしたら大した金ではない。そんなこと言い出したら国民栄誉賞も各種行事も内閣が勝手に決めている。国民が選挙で選んだ内閣には法律の範囲で裁量権がある。内閣の裁量権外というのであれば裁判すればいいのだ。

 二度と同じことが生じないよう凶弾に倒れた元首相の冥福を国民全員で祈ることの何が悪いのだろう。

 葬儀屋が言っていたが火葬場に行くバスの中で大声で遺産相続のもめ事が起こることがあるらしい。マスコミ、立憲・共産党は葬儀代を誰が出すのか火葬場に行くバスの中で正義を叫んでいるに等しい。

 日本の美学をわすれたマスコミ、立憲・共産党はもはや日本人ではないのかもしれない。

 蛇足になるがマスコミ、立憲・共産党が大好きな北朝鮮、中国、ロシア、で国葬が行われたらそれを批判するのだろうか。

2022年9月2日