昨日からの続き、40年前歌手を目指していた家庭教師先のお姉さん(当時20歳前)の話は以下の通りだった。
ガ―シ―の暴露話は40年前に彼女から聞いた話を裏付けるものだ。
彼女は言った。
「先生は日本人なの?」
最初どこから見ても欧米人には見えない典型的な日本人の容姿をしている私になんでこんな質問をするのか分からなかった。
結局芸能界には在日朝鮮人が一杯いるので結構普通に確認するらしいとのことだった。そして彼女は有名な歌手や俳優の誰が日本人でないのかを次々に挙げていた。
次の質問は
「先生は創価学会なのかしら?」だった。
芸能界には多いらしい。これも有名な歌手や俳優の名前が次々出てきた。
「枕営業してる人もいるわよ。」
二十歳ぐらいだった私は「枕営業」という言葉を知らず、恥ずかしくも彼女に説明を求めた。
「先生はたばこだけだよね(今は吸ってません)。麻薬とかも多いのよね、あやしい人には近づかないようにしてる。」
具体的にだれが麻薬をやっているかは話は聞けなかったが、けっこう身近に麻薬が存在することに驚いた。
「整形は全員やっているよ、最初にやるのは鼻、根元を高くするの。歯はみんな治すし差し歯の人も多い。」
私が憧れていた歌手もやっているのかと思うとショックを受けてどっぷり落ち込んだ。
そんな話を事細かく若い時に聞いてしまったので、芸能界に対するあこがれのような特別な感情は全くない。
そんな綺麗な彼女だったが、結局歌手デビューはできなかった。今ならAKBとか乃木坂のメンバーの一人ぐらいにはなっていたかもしれない。
その後帰ってきて一般の人と結婚したようだ。
「私、直に合うと14,5歳に幼く見えるんだけど、カメラを通すと老けて見えるの、だからアイドルはダメだったわ。」
彼女の写真がたぶん倉庫の中にあると思う。
2022年10月20日