コロナが日本で感染しだした2020年5月に日本での死者数は日本人が免疫を持つまでに9万8千人になると予想した。
昨日の段階で累計死者数は5万6228人だ。
今日本人全員が免疫を持ったわけではないが、ワクチン接種も9割となり、第八波はあるものの落ち着き出しているという状況だ。
当時2020年5月22日累計死者数は808人でしかなかった。第一波が落ち着き出していたのでこのまま収束して累計死者数は1000人に達しないという見方もあれば、猛毒だから何百万人が命を落とすことになるとの予想もあって混乱していた。
そんな時期にコロナの死者数は日本人が免疫を持つまでに98千人と予想したのは、2022年6月15日のブログで自画自賛した通り大当たりと言っていいだろう。
さて今回は予想との乖離について考えてみたい。
予想の根拠は当時の感染者の死亡率だ。日本人全員が感染したら何人が死ぬかと言う極めて単純な計算だ。マクロで物を考えるときは粗っぽく全体を計算するこ方が当たる。
この計算方法は今も正しい。
単純だが予想はまともなデータをもとにまともに計算されたものだ。
ならばどうして数値が乖離したのかと言えば、可能性としては①弱毒化した、②ワクチンが開発された、の二つだ。
おそらく両方が理由だろう。
さてすべてがワクチンのお陰で死者数が減ったとすると、ワクチンは死者数を半分にしかできなかったことになる。もちろん4万人の命が助かったから大きな効果なのだが、天然痘やBCGのように病気を根絶するような力はなかったということになる。
ましてや死者数の減少がウイルスの弱毒化であったとしたらば、ワクチンはさらに効果がなかったことになる。
ワクチンが利かないというのは、日頃回りでワクチンを打っても関わらず感染する我々の実感に近いものだ。
ワクチンが死亡者数を減らすかについては今後中国が証明してくれるだろう。F社やM社のワクチンを打っていない10億人以上の人達の死亡率がこれから出てくる。
中国政府が隠さずに1年後の死亡者数が明らかにすれば我々が打った西洋製のワクチンの効果があったのか分かることになる。
今中国の累計死者数は5235人だ。中国が日本の10倍の人口として2,3年後累計死者数が56万人~98万人程度で落ち着いたとしたら西側のワクチンは効果がなかったことになる。
2022年12月29日