ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

尾身会長は説明できないなら解任されるべき

 2021年9月に入り新型コロナウイルス感染者数は減りつつあり、重篤者と死亡者数も減っている。

 一方で尾身会長は外出を減らさないと感染者数は減らないと繰り返し言っていたが、9月は外出は減っていない。それにもかかわらず感染者数は減っている。

 唯一感染者数が減る原因として考えられる事実は接種率が上がってきたことだけだ。そのワクチン接種も8月31日と9月20日間で1000万人程度で人口の8%でしかない。人口の12%の接種が増えただけで急激に感染者が減ると言うのは説明がつかない。8月は30日間で1500万人、人口の15%も接種が増えているのに感染者数は増えていたのだ。

 感染者減少は尾身会長が主張していた原因とは全く逆の可能性がある。

 それは9月に入り子どもたちが学校に行くようになり子どもを経由した家庭内感染が減少したからではないか。

 つまり尾身会長が心配していた感染拡大は学校に行くことではなく、学校に行っていたから感染がとどまっていたということだ。

 つまり8月は感染した親が家にいる子どもいに感染させる。9月に入り子どもはほとんどの時間学校にいるので子どもへの家庭内感染は減少する。

 それに加えて不良業界がようやく真面目にコロナ対策をし出したのではないか。

 8月上旬オリンピック閉会の夜にテレビ朝日の連中は翌朝までカラオケ屋で飲んでいてそのうちの一人が非常階段から落ちて大けがをした。おそらくマスコミや芸能界など不良業界は8月上旬まで飲み会を続けていたのだ。

 一部上場に勤める私の友人たちは厳しく飲み会は中止されててその会社の自粛ルールをきっちり守っていた。だが守っていない輩がいたのだ。

 世間の非難を浴びてようやくこの不良たちも世間と同じように自粛をしだしたのだろう。

 想像するに8月中旬まではマスコミ、芸能界などの不良業種が夜な夜な飲み歩いていてコロナを感染させ、家に帰って子どもたに家庭内感染させていたというのが本当のところだろう。そして9月に入り不良業界もようやく自粛し、そのこどもたちも学校に行くようになって家庭内感染が減り、感染者数が減ってきたとうことだと考えている。

 さて話は尾身会長にもどるが、なぜ感染者数が減っているか納得のできる説明をしていない。

 全く科学的根拠が示されないまま緊急事態宣言を出し、一番の原因で会った人々の外出が減っていないにも関わらず感染者数が減っている、ということに対し尾身会長はきちんと説明すべきだろう。そして説明できないのであれば辞任すべきであり、辞任しないのであれば次の首相は彼を解任すべきだ。

 

2021年9月16日