ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

節酒一か月、パラレルワールドに来てしまった私

 節酒一か月、熟睡できるし、朝気分はいいし、運動は調子がいいし、体重は少し減るし、何やら回りが明るくなった感じで良いことづくめのようだ。

 だが少々淋しいこともある。

 先日新宿に所用があって15時頃新宿5丁目の飲み屋街を歩いていた。 

 コロナの影響はすでになく営業している店もあり昼間からけっこう席が埋まっていた。 

 新宿5丁目だから当たり前なのだがすべて酒を出す店で飲まない人には関係のない街だということに気が付いた。自分が飲まなくなったことで飲む世界から飲まない世界のパラレルワールドに来てしまった感じだ。 

 いままでも昼間から飲むことはなかったのだが、昼に飲み屋の前を歩くと何かの機会に夜行こうかと思って外から様子を見ることがあったが関係のない世界になってしまった。

 日本人には1割〜3割ぐらいが酒を飲まないまたは弱いらしいが、そんな人は飲み屋街をこんな目で見ていたのだろう。 

 そういえばイスラム教では酒を禁じている。飲んでいるイスラム教徒もいるが、敬虔なイスラム教徒は飲まない。

 お酒ぐらいいいのに厳しい宗教だと長年思っていた。だが今回の節酒で飲まないメリットが大きいことに気が付きあらためてイスラム世界の偉大さに気が付いた次第だ。

 イスラム教徒はパラレルワールドに住んでいるのだ。飲んべを見て止めておけばいいのにと思っているのかもしれない。 

 まあ友人に酒に誘われても酒なしで宴会は過ごせることが分かったし、あくまでの「節酒」で飲んでもいいことにしているので猛烈に悲しいわけではない。

 だが一つどうしても淋しいことがある。

「三國シェフのベスト・レシピ136」で料理を作った時だ。

 牛肉、豚肉、鶏肉、魚、旨そうに出来上がった時に料理だけでは淋しい。ワインと一緒に頂きたいのもだ。

 少々節酒のルールを緩和しようと思っているがどうルールを変えるか考えている。

2023年1月11日