ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

バフムト敗退後のウクライナ その1

 私のウクライナ戦に関する意見は日本では大勢とは違う。

 ここに1000人中999人と異なる意見を持ったことを記録しておくことにする。

 戦闘の要衝であるバフムトはロシアがほぼ掌握した。

 ロシアのワグネル軍の司令官は先週バフムートの8割を支配したとSNSで語った。イギリス諜報機関諜報機関もそれを認めている。西側メディアもウクライナ側は厳しい状況として認めている。

 数週間から遅くても2、3ヶ月の間にジレンスキー大統領はバフムト陥落を認めざるを得なくなるだろう。

 ウクライナ戦争開始後1年の2023年2月末ごろ専門家と言われる人たちはこぞって春にウクライナの反撃が供給されるレオパルド戦車で始まるとした。しかしウクライナ軍の反撃はなく春が過ぎている。

 供給されたレオパルド戦車でウクライナの反撃が始まる、ロシア軍の士気は低い、ロシア軍は大きな損害を受けている、とか言っていたロシア専門家たちは今も懲りることなく同じことを言い続けている。

 彼らは反省すべきだし予想に反してバフムートが陥落することを説明しなくてはいけない。

 私は今年戦争開始後1年目の2023年2月24日ブログで

ウクライナは負ける

ウクライナアメリカは奇策に出る可能性がある、

③2025年米国大統領が共和党に代わるまで戦争は続く、

④可能性は小さいが予想に反してウクライナの不利が決定して停戦になる。

とした。

 バフムートが陥落すれば戦争の要衝をウクライナは失ったことになり、①ウクライナは大きく負けたことになる。もちろんキエフがロシアに占領されていないので降参ではないが大きな後退であることには間違いない。

 こうなるとウクライナアメリカは②奇策に出る可能性がある。

 アメリカの核の使用、ロシア本土への攻撃、ロシア本土へのテロ、プーチ○大統領暗○あるいはクーデター、などだ。

 ここにきて危ぶまれれいるのはアメリカとNATO軍の戦争介入だ。

 そんなことはないと思ってはいけない。ノルドストリームをロシアの仕業として破壊したのが本当にアメリカならば、バイデン政権はなんでもやると見るべきだからだ。

 戦闘拡大にならないことを祈るばかりだ。

2023年4月17日