全仏オープンで日本人選手が打ったボールがボールガールに当たり失格となったニュースが流れている。
インドネシア選手がクレームしたことや審判員に対して批判が集中しているが当然だ。
それよりも私はボールガールに言いたい。スマッシュでもない球が飛んできたのをよけなかったのはボケっとしていたからだ。
15歳と言えば日本の高校球児たちだ。ベンチや素振りのサークルでボールが当たったとしたら本人が責められる。
ファウルボールが当たって泣いている高校球児など見たことがない。ボケっとするなと監督から叱られるのがおちだ。
さらに言うならば15歳の少女に球拾いなどという仕事をやらせるなど児童虐待、児童労働に他ならない。
球拾いという昔召使や奴隷がやっていた仕事を少年少女たちにやらせている。ボランティアと称しながら無償労働を強いているのだ。
少年少女たちが一流の選手を見るいい機会だと言ってる意見がある。見せるんだったらきちんと少年少女用の席を設けてあげるべきだ。
これは伝統だというものもいるが、召使や奴隷がやる仕事を伝統だというセンスが信じられない。教育だという意見もあるが、それならば試合のない選手が交代で球拾いをすればいい。一流選手が球拾いをするのは教育的効果抜群だ。
インドネシアの選手の話に戻るが、テニスの試合をしに来たのなら試合で決着したいうのがプロだ。相手を失格させて勝って彼女たちはよかったのだろうか。良かったのだろう、最低のスポーツ選手だ。
これをすんなり認めてしまうテニス界も腐敗している。
所詮テニスなど貴族のお遊びできっちりした価値観が存在していない。私は今後テニスを観ないと思う。
2023年6月8日