WBC野球が熱い。
日本はイタリアを破って準決勝に進出した。
本当に今の若い人たちは偉い。
その昔プロ野球のオフシーズンにアメリカ大リーグの選手たちがやってきて日本プロ野球選抜や巨人軍と試合をしていた。
試合はすべてアメリカ大リーグの勝ちで中にはアメリカ18点、日本側は零点、という試合があったのを記憶している。
当時スターだった長嶋、王選手も出ていてホームランも打ったと思うが日本チームはまったく歯が立たなかった。
しかもアメリカチームは冬休みに日本に行きたい選手のみで必ずしも大リーグのトップ選手ではなかった。来ていた選手は半分観光が目的だったのだと思う。
そんなアメリカチームに日本は全く歯が立たなかったのだ。
今の日本人大リーグ選手を批評していた張本選手は確かにたくさんのヒットを打ったが、肩が弱くて外野で打球を取るとサードまで返球するのに数歩歩かないと届かないと言われていた。イチローがレーザービームで本塁まで一直線で投げるのと雲泥の差だ。
王選手だって昔の後楽園球場の外野はかなり狭かったらしく、それでホームランを大量に打てたと言われている。今の後楽園球場であったならホームランの数がもっと少なっただけでなくフライになっていたので打率も落ちていたはずだ。
今の日本選手はガチで四つに組んで試合をしている。
スピード、体力、技術、何をとっても世界一流だ。
体力的に欧米人に対して劣るのによくもここまでやるものだと感心する。
その昔「最近の若い者は」と若者を批判する言葉があったが、今は野球だけでなくいろんな世界で死語になっている。
私も含めたお年寄りたち今の若い人の活躍を素直に見るべきだ。
2023年3月18日