ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

日本保守党の誕生と核兵器について

 百田尚樹氏が日本保守党を発足させた。ネットでフォローワーが20万人以上となり自民党をすでに抜いたらしい。 

 自民党の右側にある保守政党が日本には必要であると常々の述べてきた。欧州各国で行き過ぎた環境問題に反対し移民を制限するとしている保守政党と同じポジションだ。欧州のマスコミがそれらの政党を極右とレッテルを貼っているが、日本のマスコミが日本保守党をどのように報道するかが楽しみだ。

 左翼の日本のマスコミはできるだけ無視するだろう。ネットの力で複数の新しい保守政党は力をつけていくだろうが、欧州がそうであるように、政権に入るまでには時間がかかるだろう。

 だが安倍元首相が暗殺されてからリベラル化、左傾化、そして腐敗が進む自民党にくさびを打つ意味でも新しい保守政党が力を持つことは望ましい。

 いずれの保守政党も共通して憲法九条改正を党規に掲げることになる。

 さらにつっこんで核兵器保持をどうするかについて各保守党は考えを明確にすべきだ。

 私は戦後教育を受けおり二度と核兵器は使ってはならないと思っている。だが一方で中国や北朝鮮が核を持って日本に脅しをかけていることも知っている。

 核廃絶は残念ながら夢物語であり実現不可能だ。むしろ核を保有したほうが平和がたもたれるという現実を日本人は憲法九条改正の後に認めないといけないと思っている。

 もし日本が核兵器を持つならばこれらならず者国家に対する外交が一気に優位になり、そして東アジアの安定につながる。

 日本が核兵器を持つと言ったら一番反対するのは中国でも北朝鮮でもなくアメリカだろう。日本の首相がそんなことを言ったらアメリカの工作ですぐに退陣させられるかCIAに暗〇されるに違いない。

 だが最終的に持てないとしても、日本の議会で核保有を主張する政党が一定の議席を確保していれば中国、北朝鮮に対する抑止なるはずだ。そして核で守ってくれないなら自分で持ちますと言って、アメリカの核の傘をより確実なものにする交渉もできる。

 日本に核兵器保持を主張する保守政党があるべきだと考える。

2023年9月18日