ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

山上容疑者の一撃が第三次世界大戦を引き起こす

 「山上容疑者の一撃が第三次世界大戦を引き起こす」などと言ったら大げさだと思われるかもしれない。

 「西風が吹けば桶屋が儲かる」と言う故事がある。私も一度落語で聴いたことがあるが、以下の通りだ。

1.風が吹いて、埃が立つ

2.埃が立って人の目に入ると、失明する人が増える

3.当時、失明した人は三味線で生計を立てる人が多かった

4.三味線の胴を張るために、猫の皮が必要になる

5.猫の皮の需要が増えると猫が減り、ネズミが増える

6.ネズミが桶をかじるので、桶の需要が増える

7.桶屋が儲かる

 最近この話を聞かなくなったのは失明した人が出てきて職業を決められているからかもしれないと今気が付いた。

 さて「山上容疑者の一撃が第三次世界大戦を引き起こす」という言葉を同じように原因と結果を繋げてみよう。

1.山上容疑者の銃弾が安倍元首相の命を奪った。

2.安倍首相がいなくなると安倍派は後継者がおらず弱体化する。

3.安倍派が後継者がおらず弱体化すると自民党親中派が増え左傾化する。

4.自民党親中派が増え左傾化すると防衛費は削減される。

5.中国は防衛力の弱くなった日本にさらに軍事圧力をかける。

6.軍事圧力が高まって尖閣はもちろん沖縄も中国の侵略が現実的危機となる。

7.緊張はさらに高まり日米と中国の軍事衝突となり、第三次大戦となる。

 

 一連の流れを途絶させるのはまずは統一教会自民党との関係を反省し精算断絶することだ。だが残念ながら自民党のみならず多くの保守の論客までが統一教会自民党の関係をやむを得なかったと言って擁護し危機感が足りない。

 保守、自民党はマスコミから批判し続けるられることになる。そして親中、左派のねずみを増殖させ勢いづけることになるだろう。

 常識的に考えて西風が吹いたから桶屋が儲かることはない。だが山上容疑者の一撃が第三次世界大戦を引き起こす可能性は十分あるのだ。

2022年6月7日