ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

日本維新の会は「劣化自民党」

 日本維新の会は第二の自民党と呼ばれ憤慨していたようだが、それどころか「劣化自民党」だ、いやそれ以下だ。

 まず日本維新の会は何をやりたいのか分からない。

 大阪都構想を何年もかけてやろうとしたが何だったのか。改革だと言って大阪府大阪市を大混乱させた。大阪都構想の目的すら大阪府民に説明できておらず二度に渡って住民投票で否決された。

 小さな政府を目指しているということなのだろう、だがそれはあくまで選挙用のスローガンでしかない。府と市を一緒にしてなにがよくなるのかならないのか分からないし、結局住民投票で否決さあれて実績はゼロとなった。

 構想と説明が欠如している。

 大阪万博大阪市が三分の1、大阪府が三分の1(残りは日本政府)で実質三分の2を維新の政権が担当している。準備は大幅に遅れていて2015年5月の開催が危ぶまれている。

 調子の良い時は大阪のプロジェクトとし窮地になると突然維新の会はこれは国のプロジェクトだと言い出している。

 選挙のための政党だから次の衆議院選挙が終わるのを待ってから延期の発表をすると私は見ている。

 実行力がなく責任感もまったくない。

 中国との関係もあやしい。。

 維新のOBである橋下氏は今も中国寄りの発言が目立つし維新は中国寄りだとされている。ソーラー事業などでの中国とのつながりはどうなっているのか。党の外交政策が不透明だ。

 そして相次ぐ党員の不祥事だ。

 馬場代表の老人ホーム問題だけでなく次から次へと不正不祥事が出ている。マスコミは親維新なのであまり厳しく報道されていないが、おそらく自民党の数倍の不祥事のかずではないだろうか。不祥事を抱えて自民党に入れない人たちが入党しているのではないかと思う。

 日本維新の会は選挙の為だけの政党だ。

 大阪万博の延期発表は次の衆議院選挙のあとになる。もし間違って与党になれば中国資本に土地を買わせるだろう、無駄を省くらしいから公共事業や福祉は切り捨てる、外国人労働者をさらに受入れることになる。 

 こんな政党が与党になったらか暗黒の民主党時代よりひどい時代がやってくるに違いない。

2023年11月2日